木製額については業界内では唯一、自社で製作を行っております。黒檀・紫檀などの銘木を使ったこだわりのオリジナル額、塗装ブースも完備し、オリジナルの塗装色額の製作ができます。
原木・原材料から製材していますので、オーダーメイドにも対応しております。
当社の額は、千切り(薄板)を差込接着補強する、古来からの工法で和額を製作しています。
木取り
原材料の中から、注文に応じて額の大きさ・木地あい等を考慮して材料を必要な長さ太さに木取りします。
型取り
木取りした材料を指定の椽の形に型取りします。
組立
型取りした椽を額寸法の45度でカットし額の形に組み接着します。
ちぎり
角のつなぎ目になる部分に【ちぎり】用の溝を切り、【ちぎり】板を入れ補強します。接着が乾燥したら余分を落とします。
銘木蝋引き仕上げ
研磨後、蝋引き仕上げをします。蝋をすりこむことによって、木地本来の風合い、木目の美しさを引き出し、光沢を持たせることが出来ます。
蝋は当社オリジナルで木蝋・イボタ蝋などを調合しています
薄・上塗仕上げ
薄塗は研磨後、下地塗装を行い薄塗りで仕上げます。上塗は研磨・下地塗装を何度か繰り返し上塗りで仕上げます。。
仕上げ
椽の仕上がり具合をチェック、中パネル・面金(入子)などを作成して完成です。
薄塗仕上げ
栓やタモ材などの材料を使い額に組み立てます。
下地を研磨後、下地塗装・研磨を2回施した後、少し木目の見えるような薄い色を付け、女桑色・ケヤキ色・さくら色など少し高級材に似せた仕上げにしたり、自社で調色していますので、ご希望の色がありましたらご相談ください。
上塗仕上げ
研磨・塗装を繰り返し、完全に木目・道管をすべて消しフラットな状態に仕上げ、色付けになります。基本的な色は有りますが、自社で調色していますので、ご希望の色がありましたらご相談ください。最後の仕上げは、艶消し・半艶・艶有りの中から選べます。
この商品を見る銘木蝋引き仕上げ
木目が美しく見えるように木取りをし、形状に加工します。額の4辺の生地合いを合わせて額に組立て「ちぎり」を入れ補強します。乾燥後、研磨を重ね額の完成です。
当社では仕上げを蝋引き仕上げにしています。蝋をすりこむことによって生地本来の風合い、木目の美しさを引き出し、光沢を持たせることが出来ます。
黒檀・紫檀・チーク・黒柿・花梨・ウォールナット・欅・神代杉・吉野杉などの銘木をご用意しております。
小川 直樹